両者の違いとは何か

債権回収の際には弁護士とサービサーを頼りにする事ができます。しかしどちらもまったく同じという訳ではなく、両者にはきちんとした違いがあります。その違いを知っておかないと、依頼をしても引き受けてもらえなかったり、余計なトラブルの原因となる危険がありますので、どういった違いがあるのかを知っておきましょう。では、いったい弁護士とサービサーでは債権回収においてどのような違いがあるのでしょうか。

まず最初に挙げられる違いとして、取り扱う事ができる債権に違いがあります。弁護士は債権の種類を問わず、あらゆる債権の回収業務を行う事ができますが、サービサーが取り扱えるのは特定金銭債権と呼ばれる債権に限定されています。特定金銭債権とは銀行などの金融機関の債権や、クレジットカードなどの債権を指しています。これ以外の債権はサービサーでは取り扱う事ができませんから、自分が回収しようとしている債権がどういったものなのかを知っておきましょう。

もうひとつの違いとしては、回収にかかる費用計算に違いがあります。弁護士の場合は報酬を回収した債権の金額に応じて割合を支払う事になりますが、サービサーでは債権をあらかじめ買い取るという形になっています。サービサーでは債権の満額よりも少し低い金額で債権を買い取り、その後に債権の回収を行います。